中国での洗濯機部品の金型製作事例

お客様のコストダウン要求にお応えするため、今までは韓国で製作していた洗濯機の部品を今回初めて中国製作で望みました。対象が新製品であることと、機密保持契約の関係で製品画像をお見せする事は出来ませんが、文面でご報告致します。

850トンクラスの金型を東莞にて


ムトウの中国拠点は3箇所(大連、上海・昆山、東莞)ありますが、現状の仕事の負荷状況と大型の金型が製作可能な東莞を選択しましました。冷蔵庫の底の部分の部品で3型製作しました。成形機のサイズで850トンクラスの比較的大きな金型です。

部品の全高が50〜80mm程度なので金型の厚さ方向はそれほど深くなく、金型全体の厚みは最小型厚を狙っての大きさになるので、コンパクトです。


トライ成形によって量産時の問題を無くす

しかし、製品によっては、4方向からの全面スライド構造やキャビスライドの金型もあり、平面的に大きい金型やキャビ側が厚い金型があります。お客様との打合せを行い、型図承認後、加工に入り現地のトライセンターにてT1を行いました。
すでに型数をこなしていたので、図面段階で懸案事項を潰しておりましたが、トライ成形の結果、数カ所の修正や成形性などについて改善項目が見つかりました。その後修正を行い、日本からお客様のイベント分の正規原料を送り込み、数取りを行って金型をシッピングします。

トライセンターの環境が韓国同様、またはそれ以上に良い協力工場が見つかり、とてもスムーズに金型製作を進めることができました。このトライセンターを見つけた現地駐在員にも感謝です。





弊社としては、今回はじめて洗濯機部品を中国で作りましたが、同様の事例としては後発の金型メーカーになると思います。白物家電は一層拍車をかけてコストが安い国での製作を求められますので、今後もアジア圏での金型製造に注力したいと考えております。

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